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小さなサンゴ礁の島、喜界島。

鹿児島の南、おだやかな海に囲まれた小さな島「喜界島」。
約10万年前に陸にせり上がった、世界的にも珍しい“隆起サンゴ礁”の島です。

サンゴ礁がつくる透明度の高い海、ミネラルたっぷりの土と水、強い陽ざし――。
そんな豊かな自然の中で、さとうきびや島の暮らしが大切に守られています。

喜界島の海

島の恵みが、やさしい甘さになるまで。

喜界島のさとうきび畑は、サンゴ礁由来のカルシウム豊富な土と、強い太陽、海風に育まれています。
じっくり育ったさとうきびから搾ったしぼり汁を、そのまま煮つめてつくるのが、喜界島の粗糖「喜界島ざらめ」です。

自然の恵みをぎゅっと詰めこんだ、コクのあるやさしい甘さが生まれます。

さとうきび畑

「粗糖(そとう)」ってどんなお砂糖?

粗糖は、さとうきびのしぼり汁を煮つめて結晶化させた、砂糖づくりの「原料」となるお砂糖です。

結晶と蜜分が一緒になった状態で仕上げるため、ミネラルや風味がたっぷり。
加工が少ないぶん、やさしく自然な甘さが残るのが特徴です。

喜界島産粗糖

喜界島ざらめの、ちょっと特別なところ。

喜界島ざらめは、サンゴ礁の土壌で育ったさとうきびだけを原料にした粗糖です。
カルシウムやカリウムなどのミネラルがほどよく残り、角のないまろやかな甘さになります。

くどさのない甘さと、ほんのり感じるコク。
体にやさしく、毎日の暮らしにも取り入れやすいお砂糖です。

「喜界島ざらめ」と「中ざら糖」のちがい。

中ざら糖は、粗糖を高温で再精製してつくられる、お料理によく使われるお砂糖です。
クセの少ないすっきりした甘さが特徴で、色も透明感があります。

一方、喜界島ざらめは再精製していない粗糖そのもの
ミネラルやコクのある自然な甘さがそのまま残っています。

※島の人たちは粗糖のことを「島ざらめ」と呼ぶことから、
haba sa hanaではわかりやすく「喜界島ざらめ」と呼んでいます。

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